移動平均線の成り立ち
移動平均線(Moving Average)は、ローソク足に絡むように描かれており、
一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで、
トレンド分析の代表格です。
よく使われる移動平均線は単純移動平均線(SMA)と呼ばれ、
その他に、単純移動平均線よりも直近の価格に比重を置いた指数平滑移動平均線(EMA)、
加重移動平均線(WMA)があり、この2つは単純移動平均線と比較して
値動きに敏感に反応するため、売買シグナルが早く出易いのが特徴です。
※指数平滑移動平均線と加重移動平均線の違いは、
直近の価格に対する比重が指数平滑移動平均線>加重移動平均線になります。
移動平均線の計算方法
直近の終値+1本前の終値+2本前の終値・・・+(N-1)本目の終値)÷N
(例)5日移動平均線の場合
5日移動平均線 = (当日終値+前日終値+2日前終値+3日前終値+4日前終値)÷5
設問
(1)移動平均線の使い方
①反発を狙う
②トレンドの方向を読む
(2)移動平均線の種類は何種類?
①1
②2
③3
(3)移動平均線は時間足によって
期間設定を変更する必要がある
①必要
②必要じゃない
解説
解説
(1)② (2)③ (3)①
移動平均線はMA(Moving Average)
と略されることが多いです!
種類は3種類で
・SMA(単純移動平均)
・WMA(加重移動平均)
・EMA(指数平滑移動平均)
この3種類があります!
①SMA(単純移動平均)
一般的な移動平均線です!
設定期間の終値を平均したインジケーター
②WMA(加重移動平均)
期間設定を5日で例に出しましょう!
5日目は5倍、4日目は4倍した数値を平均したもの。
これによりSMAよりも直近の価格を重点的に分析できます!
③EMA(指数平滑移動平均)
期間設定5日を例に出します!
5日目の数値を2倍にして平均を出します!
これによりWMAよりも直近の価格に
重点を置いたインジケーターになります!
バイナリーでのおすすめはEMAです!
直近の値動きが重要になるためEMAを使いましょう😉
逆張りで使いたい時はWMA,EMAを使用!
トレンド方向を確認したい時はSMAを利用しましょう😉
今回は移動平均線の解説でした!
バイナリーでの使い方


移動平均線には3種類あり、
バイナリーは短期取引のトレードです。
この場合にはEMAが最も適した種類です。
実際のチャート


画像の様に移動平均線に対して相場は
離れて、戻るを繰り返します。
ここで重要なことは移動平均線との位置関係です。
ロウソク足と移動平均線のどちらが上にあり、
下にあるかを把握することが重要となります。
ただ、移動平均線はトレンド系のインジケーターです。
トレンド把握には優秀ですが、エントリーポイントの
引き付けには向いていないです。
そのためオシレーター系の
インジケーターと組み合わせる必要があります。
コメント