エンベロープ

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成り立ち

エンベロープは、実はボリンジャーバンドの開発者でもある
ジョン・ボリンジャーによって発表されたインジケーターです。

ボリンジャーバンドは、エンベロープを基盤に算出されています。
エンベロープはボリンジャーバンドのシンプル版と見なすことができるでしょう。
ジョン・ボリンジャーは移動平均線の分析には限界があり、
誤ったサインも多いとのことで移動平均線からの乖離率に注目した分析アナリストです。

英語のEnvelopeからきているインジケーター名です。
現在の相場が移動平均線からどれくらい乖離しているかを表した物です。
相場は移動平均線から大きくは離れないという考えを元にしています。

計算方法

エンベロープは上値ラインと下値ラインの2本のラインを
移動平均線からの距離によって算出します。

上値ライン
エンベロープ上値ライン=SMA×(1+n÷100)

下値ライン
エンベロープ下値ライン=SMA×(1-n÷100)
*nは任意の期間

エンベロープの見方

トレンドの継続を読む

上昇トレンド

相場が上値ラインに触れてその後価格が下がらずに
上値ラインに沿って動いているときは上昇継続となります!

下降トレンド

相場が下値ラインに触れて価格が上昇に変わらずに
下降するときは下降トレンドと判断しましょう。

横ばい

相場が上値ライン、下値ラインに触れずに
2本の中央付近で数位をする時には横ばいの動きとなります。

相場の急騰・急落を読む

急騰

相場が上値ラインに触れた後に下降せずにラインを突き抜けた時には
相場の上昇が大きくなり急騰するサインになります。

急落

相場が下値ラインに触れた後に上昇せずにラインを突き抜けた時には
相場の下降が大きくなり急落するサインになります。

相性の良いインジケーター

移動平均線

エンベロープは中央のラインがありません。
そのため現在の相場を視覚的にエンベロープの
中央にあるかの確認ができません。

そのため移動平均線の期間設定を真ん中にくるように設定し
組み合わせることでよりトレンドを明確に判断することができます。

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